参考書選びのポイント


学校や予備校での学習を補う目的で、参考書を購入される受験生は多いです。しかし書店に行くと1つの教科を取っても膨大な数の参考書が並べられており、選択肢が多すぎて選びきれません。また、万人に合った参考書というのは無いに等しく、その中から自分に合ったものを探さなければ効率のよい学習に繋がらないでしょう。持ち運びでき、移動中でも手軽に学力アップが図れる参考書。うまく活用して大学現役合格へ繋げましょう。

■ 自分のレベルを確認する

参考書を選ぶときには、その本が自分のレベルに合っているのかが重要です。自分のレベルに合っていない参考書を選んでしまうとなかなか勉強が捗りませんし、正しく理解することもできません。そのため、まず自分はどの教科・科目を苦手としているのか、力をつけたい部分はどこなのか、どこまで理解できているのかなど、自己分析をして自分のレベルを確認することが大切です。自分に合ったレベルの参考書を選ぶなら、得意な部分を参照するとよいでしょう。得意な部分なら書いてあることも理解しやすく、解りやすく説明されているなら他の部分にも期待ができます。

■ 用途を明確にする

何のために参考書を必要としているのか、参考書でどんな勉強がしたいのか用途をはっきりとさせることもポイントです。例えば、数学で苦手な単元がある、特に強化したい単元がある場合は、広く浅い総合的参考書だけでなく単元別なものが適当だったり、英語が苦手な方が文法の問題集しか持っていないのでは、不足気味です。また、問題を解いて覚えたいという方が説明ばかり書いてあるものを選んでしまうと、主旨に合っていないことになります。より参考書を有効活用するには、用途を明確にすることがとても大切なのです。

■何冊も手を出さない

よほどレベルが合っていないという場合以外は、何冊もの参考書に手を出すのは避けた方が良いでしょう。1冊を消化する前に2冊目に手を出してしまうとポイントが絞りきれなくなってしまい、勉強が進みません。しかし、1冊を消化したら同様の1冊を演習として使用することは有効です。同じ問題集、参考書でも2周・3周と繰り返すことで、しっかりとした学力が身につきます。参考書は最後まで問題が解ければ終わりではなく、最低でも3周することを心掛けましょう。

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